涅槃会  (その2)

 

先ほど紹介しました涅槃会のつづきです。

本堂にもう一幅お軸をかけました。

かなり古くて痛んではいますが、これは「二河白道図」です。こちらも涅槃会図と並べておかけしました。


こちらは善導大師の有名な二河白道の譬えです。


 人間の内面にある煩悩を、荒野群族悪獣、火の河水の河に譬え、その救われ難い中にあって、阿弥陀仏と釈迦仏とのはたらきで唯一助かっていける信心の道を白道であらわしています。