不思議な横断者   (6月12日のお話)

 私の住んでる鈴鹿市もずいぶん車の量が増え続け、渋滞が慢性化している所もちらほらあるくらいで、これも都市化が進んできたといえるのでしょうか。

 国道は車が絶えず走り続けています。もちろん私もその一人です。あっちもこっちも車で移動。特にお参りに行く時には、衣姿で運転しています。そんな今日この頃のことですが、不思議な横断者を見かけました。 まずは2、3日前に国道23号線をなんと亀さんが横断しておりました。この国道は全国屈指の交通量の国道で片側2車線です。そこをどうやって渡ってきたのか、とにかく30センチくらいの大きな亀が急ぎ足で私の前を横断しておりまして、他の車にひかれずになんとか渡りきっていったようでした。

 それから今日ですが、これも交通量が多い県道をなんとカニさんが渡っておりました。小さなカニで陸地で見かけるものです。ハサミを頭にのせて必死で渡っておりました。こちらもなんとか無事のようでした。

 それからあとはモンシロチョウもよく見かけます。こちらは雄雌のつがいなのでしょうか、非常に仲睦まじい感じで戯れてるみたいに渡っていきます。

 もう少し山の方に行きますと、猿や鹿も見かけます。

 道路は人間が造ったものですが、人間だけが渡るとは限らないんですね。あらためて気がつきました。

 ではおやすみなさい。なんまんだぶつ。