お月見   (9月27日のおはなし)


今夜は中秋の名月。

ということで、夕方まだ日も明るいうちから、山門前にお月見の準備をしておきました。

このあたりでは、お月見の夜になると、

  子供たちが町内を回って、お菓子をもらって回る習慣があります。

  そこで今夜も、回ってくる子供たちのためにお菓子を用意しておき、さきほど(18時)あたりが暗くなり、お月さんが東の空に浮かんで明りを灯しはじめたので、ふと当ブログに写真を載せようと、山門前にいくと、いつの間にかお菓子の大半がなくなっています。

 もしかしてまだ明るいうちに子供たちがもらっていったのかな。

 しかしお月見はお月様が出てからと決まっています。

 もしかして知らない通行人の方が、もっていったのだろうか。

 もしそうならせっかく子供たちのために置いておいたのに。酷いことをするものだ。意地の悪い私はついついそんなことを勘ぐってしまいます。

 子供たちも複数で何組かで回っているので、気のはやい子がもう廻ってきたのでしょう。きっと。そんなわけで写真はちょっとさみしくみえるススキとお菓子の箱です。 まだ来ない子のためにもう少し補充しようか、でもそうしたら見張っていようかな。

 そんな狭い心をもった私を、お月様が明るく照らしてくださっていました。  なんまんだぶつ。