恥  (10月17日のおはなし)

今日もいい天気。快晴の一日でした。

今日はお参りと、もうすぐある

(10月24日)永代経法会の準備、そして夜は父の誕生日のお祝いの食事会を家族で行いました。


 父も81歳になります。いつまでもいてほしい気持と、それは叶わぬ思いであるという気持とがいつも私の心の中でせめぎ合っています。

ですからなおさらに今一緒にいられることが貴重な時間であることを思います。

 今もなお、いや今だからこそ父から学ぶことがあると思っています。今しか聞けないことを父から聞きたいと思っています。しかしなかなかそうはいきません。父と面と向かうと、つい聞きそびれてしまい、些細なことでぶつかって疎ましく思ったり、腹を立てたりしてしまいます。

 今日は「恥」という言葉をあらためて考えていました。

この字は不思議な字です。「耳」と「心」で「恥」です。心に耳を傾けると、恥ずかしいわが身が聞こえてくるのでしょうか。

 恥ずかしいとは誰のこと?心に耳を傾けていったときに聞こえてきたことにたいして「恥ずかしい」と感じた人のこと。