報恩講法話   (11月22日のおはなし)


今日は鈴鹿市内の真宗寺院の報恩講にお邪魔して、御法話をさせていただきました。

今日は婦人会の報恩講ということで女性の方ばかりの中約1時間

楽しい時間をご一緒に過ごしました。こちらの御寺院様はご覧のように鐘楼堂が新しくなり昨日はその落成法会も行われたそうです。小高い山の上に立つお寺です。

 麓の家々では夕刻になると、お寺の鐘が聞こえてくることでしょう。

思わずあの童謡「夕焼け小焼け」を連想しました。残したい美しい日本の風景ですよね。また本日の報恩講も真宗寺院のある在所にとって、とても意義深いものであります。みなで親鸞さまのお参りにお寺に集まる。個人主義、プライベート、お一人様を声高に主張する現代。同行がみんなで集まってお参りし、お話を聞き話す。そこにはお一人様の寂しさはありません。共に生きているという実感を感じ、生きる自信をいただくような、血の通った集いであります。

 こちらも決して絶やしてほしくない美しく尊い仏事であります。