今日も報恩講さん   (11月23日のおはなし)













 今日も午後から鈴鹿市内の御寺院様の報恩講にお邪魔して

御法話をさせていただきました。

 山門前に掲示伝道の言葉がありました。

 「人間だものと言い逃れ 人間のくせにと他をせめる」

う〜ん、思わず考えさせられました。

 自分が失敗した時は、色々理由をみつけては「〜だからしかたなかった。」と言い逃れ。他人が失敗した時には「〜のくせに失敗して」と容赦なくせめ非難する。

 車の運転中に、割り込まれたら腹を立て、自分が割り込むときは、

「仕方ないでしょ渋滞してるんだから」と開き直る。

 とかく自分に甘く、他人に厳しい私であります。そんな私をいい当ててくださっている言葉に感じました。山門をくぐるとは、頭の下がらない私が、頭を下げていくことを教わる意味があるのかと思いました。

なんまんだぶつ。